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なぜAmazonか?

オンラインショッピングサイトといえば、アメリカでも日本でもAmazonがまず頭に浮かぶ。でもなぜAmazonが勝者なのか?まずはアメリカのAmazonを見てみた後、アマゾン(.co.jp)を考えてみる。

アメリカのAmazon.comはすでにだいぶ前から値段の安いサイトではなくなっている。昔はPrice matchingをしていたのだが、最近はもうやってないようだ。そして昔は非常に良かった顧客サービスも、ここのところそのレベルは低下してきているように思う。例を挙げれば送料無料のサービスでも近くの州から発送するなどの仕組みで注文から2,3日で到着することが多かったのが、ここ1年ほどは2週間ぐらい届かなかったりすることも出てきた。赤字から黒字転換に至る過程である程度の妥協が必要だったと想像される。

でも、やっぱりAmazonで買い物をすることが多い。なぜだろうか?その理由は2つあると思う。

1つは平凡な理由だが信用だ。他のショッピングサイトで買ってもまあトラブルなく届くことがほとんどだが、Amazonで買ってトラブルがあっても、Amazonだからなんとかしてくれるだろうという感覚がある。

2つ目は、ショッピングサイトの面白さ、出来の良さだ。AmazonのサイトのUIは個人的にはかなりグチャグチャになってしまって使いにくいとは思うのだが、次々に新しい機能・サービスが登場してくる。もともとAmazonは購買パターンからのリコメンデーションで名を成したと思うのだが、最近では本のページが見え検索できたり、CDは視聴できたり、買うに踏み切るキッカケを作ってくれる仕掛けがいろいろと用意されている。こういった新しい試みを行っているのはAmazonだけ、そのほかのショッピングサイトはいわゆるショッピングサイトか、Amazonの機能を一部取り入れているに過ぎない。そしてAmazonはサイトの動作速度も速く、ナビゲーションは軽快だ。これは単純に見えてウェブの世界で成功するための1つの大きなルールだと思う。

つまりは買い物の快適さ、安心度でAmazonに喧嘩を挑むことのできる企業は今のところないというのが取り立てて安くはなくなったAmazonが勝っている理由だと思う。

日本ではどうか?アマゾンはAmazonのシステムを段階的に日本のサイトに取り込んでいるのだろう。アメリカほどではないにしても、上記の買い物の快適さはUSのAmazonに極めて近い。

国内第2位の楽天を見てみれば、結構頑張って真似ているものの、それぞれの機能の出来でアマゾンをことごとく下回る実装をしているではないか。商品のレビューは別のページにいかなければ見られないし、中古を探すといって見に行けば「ありませんでした」と言われる。

後だしジャンケンをして負けるような手しか出せないのに勝てるわけがない。

サイトの面白さ、使いやすさで勝つべく開発競争を挑む気がないなら、Amazonを打ち破ることは難しい。
by pandakick1 | 2005-11-06 16:10